【PS5】エルデンリングDLCをクリアしたから感想を語る。【レビュー】

5.0
家庭用ゲーム
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どうも、アジ吉です。

フロム・ソフトウェアが開発した「ELDEN RING」のDLC、「Shadow of Erdtree」

エルデンリング本編時点でも十分おもしろかったのですが、DLCも本編に負けず劣らずクオリティーが高くって夢中になって遊び、ストーリークリアして、何度か周回もして堪能しています!

かなり難易度高めで、本編以上に苦戦しました。

本記事は、クリア後レビューということで、エルデンリングDLC全体の良かった点・不満点を踏まえてお話していこうとおもいます。

また、ストーリーのネタバレが含まれます。あらかじめご了承ください。

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感想(0件)

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感想(3件)

ゲーム概要

メーカーフロム・ソフトウェア
発売日2024年6月21日
ジャンルアクションRPG
対応機種PS4,PS5,Xbox,PC

エルデンリングの超大型DLCとなる本作。

フロムゲー最大規模とも言及されており、内容としては独立した新マップ「影の地」を追加するというもの。

本編マップの3分の2程度の大きさを誇り、DLC全体のボリュームが約30時間以上という大ボリュームとなっている。

全8種類の新武器種、新たな武器・防具・戦技・魔術・祈祷、影の地でのNPCイベントなど様々な要素が追加され、探索しがいのあるマップとなっている。

「影の地」に行くには、ケイリッドの赤獅子城にいる「ラダーン」とモーグウィン王朝にいる「血の君主モーグ」を撃破し、モーグ戦後ろにある繭から行くことができる。

プレイ感想

”影樹の加護”で新鮮なゲーム体験

影の地で戦う敵は本編後半で行けるエリアだけあって、強さも耐久度も、それ相応に手強いものとなっている。

DLCでは対策として「影樹の加護」および「霊灰の加護」と呼ばれる新システムが導入された。

影の地内で拾うことが出来る、”影樹の破片”および”霊灰”を消費することで、プレイヤーor霊体&霊馬の攻撃力・カット率を高めることができる。

このバフは影の地限定で、本編エリアでは機能しない。

これらのバフの有り無しで難易度が全然違うので、”影樹の破片”および”霊灰”を集めるのは必須。

このため、探索が一層重要となり、ボス戦などで勝てない場合、一度探索に出掛ける必要も出てくるでしょう。

本編並のボリュームと、探索しがいのあるマップ

マップが広いのはもちろん、高低差のある複雑な地形になっているのも相まって、本編以上に探索をしっかりしないとたどり着けないエリアまであって、やりごたえがあってとても楽しかったです!

”影樹の破片”などの戦闘で有利になるアイテムや、新しい武器・魔術等がエリア内に散らばっていることもあり、探索の重要度は本編の時から変わらず高い。

ダンジョンも数多く、大ボスが待ち構える「レガシーダンジョン」はもちろん、本編でもおなじみの「地下墓」、影の地で追加された「鍛冶遺跡」、「牢獄」などが存在する。

どのダンジョンも非常に凝っていて、ボスまでの道のりも長めでやりごたえがあった。

景色もおどろおどろしい見た目ながらも、神秘的で美しいものとなっていて、初見なら広いエリアをトレントに乗って移動しているだけでも楽しい。

新たに追加された、数多の武器・魔法

DLCにて、新たな武器種が8種類追加された。

  • 逆手剣
  • 大刀
  • 軽大剣
  • 刺突盾
  • 格闘
  • 獣爪
  • 調香瓶
  • 投擲剣

もちろん、既存の武器にも新しいものが追加され、ビルドの幅が広がりました。

特に、新武器の逆手剣がおすすめで、戦技の「死角の一撃」が速くて使い勝手が良く、強力なのでDLC武器何使うか悩んだらぜひ使ってほしい武器となっています。

魔術・祈祷も色々追加され、敵を引き寄せる「引力弾」や直線的な軌道で敵を追尾する「輝石の爪」、離れた味方を回復できる「彼方からの回復」や前方に竜巻を放つ「神獣竜巻」など種類が多い。

ただ、強力な武器・魔法がある一方、役に立たないものも存在しており、特に「守護霊」「神鳥の羽」などの祈祷関連は当たり外れが激しい。

より苛烈になったDLCボス達

DLCのボス達は、本編以上に苛烈な攻撃をしてくるようになった。

火力が高いというのももちろんあるが、隙が少ない、怯まないなど攻守隙のない動きをしてくるので、かなり難しく感じる。

ただ同時に影の地のボス達は全体的にクオリティーが高く、戦闘の演出も凝っていて、見た目もかっこいい敵が多かったです。

また、「追憶」を手に入れられるボスが10体程用意されているのも、フロムのDLCへの気合が感じられて良いですね!

個人的にDLCボスの中でも「串刺し公メスメル」と「狂い火の王ミドラー」との戦闘が一番楽しかったです。

メスメルは隙が少なく、軽快に動き回るので初めは慣れなくて厳しいが、慣れてくるとおもったより素直な動きをしていることが分かり、回避も安定してかなり被弾を抑えられることが出来て、非常にひりついた戦いを楽しめた。

ミドラーはディレイ多めながら、攻撃自体はシンプルでゆっくり見極めれば回避も容易で戦いやすかったイメージ。

後、メスメルもミドラーも見た目も戦い方もかっこよくて何度戦っても楽しめるボスだった。

逆に戦っていて楽しくなかったのは、「宿将ガイウス」

ガイウスは猪に騎乗していて機動力があると同時に、突進攻撃が判定が広く、回避出来たとおもっても当たっていることが多くてあまりに理不尽に感じる。

ガイウス戦はプレイヤーもトレントに騎乗可能だが、だからとてそれで戦闘が楽になるかと言われればそうでもなく、トレントで機動力を確保できるくらいでしかない。

他のボスは苦戦はしても、倒すと達成感を得られるが、ガイウスだけ倒しても「やっと倒せたか…。」くらいの感想しか出なくて控えめにいってもクソボスだとおもった。

相変わらず進めづらいNPCイベント

影の地でも、NPCイベントがいくつか存在する。

そのなかには、時限式でイベントが進行してしまうNPCが存在しており、初見ではまず分からない条件で発生する。

影の城前、もしくはボニ村の吊橋の先にある祝福「村へ続くつり橋」から「マヌス・メテルの大教会」へ行く方向に進むと発生する「大ルーンが壊れた」というメッセージが出たらNPCイベントが強制進行する。

そしてその後、「串刺し公メスメル」の撃破と、「蕾の聖女ロミナ」を倒した先にある封印の木を燃やすこともイベント進行の条件に含まれる。

後者二つはストーリーに関わる重大なボスを倒すことで進行するため、まだ良いのですが、前者の場合、探索をしているといきなり「大ルーンが壊れた」のメッセージが出てきてNPCイベントが強制進行されるというのが理不尽さを感じる。

本編時からそうだが、NPCイベントはフラグが複雑なクセに、そのための導線が全く示されていなかったり、一度逃せば次の周回に行かないと行けなかったりと、ユーザーに不親切なものとなっている。

また、影の地は分岐イベントも多く、アイテムをすべて回収するにはストーリーを2,3周する必要がある。

NPCイベント関係は、本編の時から変わらず、エルデンリングにおける欠点の一つだとおもいます。

まとめ

エルデンリングのDLCは、本編に迫るほどの大きさのマップとボリューム、より難易度の上がった戦闘、新武器種の追加などクオリティーの高い出来栄えとなっていた。

ただ、新しいフィールドでワクワクさせられる気持ちもあれば、戦闘などのシステム面は変わりがなく、新鮮味には欠けていた。

少なからず欠点はあれども、全体的に見れば非常に満足のいくDLCだったとおもいます。

ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE EDITION 通常版【PS4】 PLJM-17352

価格:7480円
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感想(0件)

ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE EDITION 通常版【PS5】 ELJM-30443

価格:8110円
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