【PS5】Stellar Bladeを初見クリアしたから色々語りたい。【レビュー】

4.0
家庭用ゲーム
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どうも、アジ吉です。

今回、スマホ向けゲーム「勝利の女神:NIKKE」を手掛けたSHIFT UPによる初めての家庭用ゲームタイトル「Stellar Blade(ステラーブレイド)」をクリアしたので色々感想を語っていきたいとおもいます。

Stellar Blade

価格:7510円
(2024/12/11 20:37時点)
感想(8件)

ゲーム概要

メーカーSHIFT UP
発売日2024年4月26日
ジャンルアクションアドベンチャー
対応機種PS5

SHIFT UPは韓国のゲームデベロッパー。

ストーリーは、謎の生命体「ネイティブ」に支配された地球を取り戻すため、プレイヤーは主人公:イヴを操作しながらネイティブとの戦いに身を投じるというもの。

スクエア・エニックスのアクションゲーム、「NieRシリーズ」に色濃く影響を受けていると開発陣から明かされている。

プレイした感想

主人公:イヴの美しさと、グロテスクなクリーチャーとのギャップ

「Stellar Blade」を遊んでいるプレイヤーの大半は、主人公:イヴのビジュアルに惹かれてこのゲームを購入しているとおもいます。

私もそうです。(真顔)

しかし、そんなイヴと対になるように敵クリーチャー(ネイティブ)の見た目はグロテスクで気持ち悪い、異形の姿をしています。

個人的には、「サイレント・ヒル」や「ブラッドボーン」などに登場する異形系クリーチャーは好きな方なので、本作の敵の多種多様な独特のビジュアルは、結構癖に刺さった。

主人公と敵クリーチャーの見た目が対比していることで、よりイヴの美しさに拍車が掛かっている。

また、本作はCERO:Dではあるが、キャラクターの欠損描写や流血表現がバリバリ出てくるので、苦手な方は注意が必要。

種類豊富な着せ替え衣装

本作は、マップに散らばるコンテナやショップなどから、イヴの着せ替えが可能なスーツ、または設計図が手に入る。

設計図の場合、マップ上のコンテナやショップから簡単に手に入る素材を消費すればすぐ作成できる。

エッチな衣装からクマさんの着ぐるみまで、種類も豊富!

新しい衣装を手に入れたいがために、マップを隅々までしっかり探索するクセがついた。

また、1周目で手に入れた衣装は、2周目以降は手に入れた場所から色違いの衣装が出てくる。

スタイリッシュながら、駆け引きを楽しめるアクション

ゲームをはじめた序盤で感じた印象は、おもったよりもっさりというか、戦闘がスローテンポなイメージを抱いた。

基本「ジャストパリィ」と回避で敵の攻撃を凌ぐ、受動的な戦闘システムとなっている。

「ジャストパリィ」「ジャスト回避」のタイミングがシビアに感じたが、ゲーム内に「ジャストパリィ」と「ジャスト回避」が発動しやすくなる装備があるので、それを装備すればだいぶマシになった印象。

敵には「バランス」と呼ばれる体幹ゲージみたいな要素があり、HPゲージの下に黄色い丸があって、「ジャストパリィ」を決めると一つ消える。すべての丸が消えると敵が体勢を崩し、HPを大きく削る大技「レトリビューション」を叩き込める。

本作の戦闘システムは、敵の動きをよく見て行動する必要があり、ガンガン攻めるより被ダメージを押さえた立ち回りが求められる。近いところで「SEKIRO」に似たシステムだとおもった。

スキルツリーが充実してくる中盤以降は、多種多様なスキルを学べて、スピーディーかつスタイリッシュに戦えるようになる。

多数の敵に囲まれても、スキルの火力が高いから結構なんとかなる事が多い。

また、「アンブッシュ」というスキルが、敵を背後から攻撃し、一撃で倒すことが出来る、非常に有用なものもある。

ドローンを使用した遠距離攻撃は、ゲームをある程度進めると使えるようになる。

弾薬を消費しますが、ショップで買えるし、コンテナや敵のドロップで手に入るので、割と気楽に使用できる。

遠距離攻撃はメイン火力と呼べる程ではないが、敵への牽制・釣り出しに使えるし、銃しか使えないダンジョン的な所もあって、普段とは一味違った戦闘も楽しめる。

難易度については、はじめは「ストーリー」と「ノーマル」があり、一度クリアすると「ハード」が開放される。

「ストーリー」は他難易度とは違い、「ジャストパリィ」や「ジャスト回避」などのタイミングをQTE式で教えてくれるモードで、アクションが苦手な人でも遊びやすくなっています。

コンパクトに収まったボリューム

筆者の初見クリア時間は、8割程サイドクエストをクリアした状態で25時間掛かりました。

はっきりいうと、ちょっと物足りないボリュームだなぁとおもいました。

ステージは、全部で9種類。その中の2つは遠距離攻撃のみ使用可能なダンジョンで、オープンフィールドで自由に探索できるステージが2つの内訳となっている。

本編ストーリークリアだけを目標にするなら20時間も掛からないくらいで達成できるので、周回はしやすくなっている。

探索による収集要素は色々あるので、本作をよりやり込みたいなら、衣装やデータログ、缶集めや釣りなどでトロコンを目標にすると良いかも。

全体的に無駄がなく、コンパクトに収まっている印象を持ちました。

セーブは、オートセーブのみ

本作の気を付けてほしいポイントとして、セーブがオートセーブのみであること。

キャンプで休息する、ムービーシーンに入るなどでオートセーブが行われる。

セーブされているか不安な場合は、メニューからゲーム終了してタイトルに戻るを選択すると、「最後のセーブから◯◯秒経過」と表示されるので、それを目安にすると良い。

まとめ

戦闘の駆け引きとキャラのビジュアルが非常によい良作だった。

戦闘は死にゲー的な楽しさを味わえる難易度で、アクションゲーマーなら満足いく作品に仕上がっていました。

不満点は、ファストトラベルが必ず公衆電話を経由することや、ハシゴを登る判定が謎に厳しかったりすることなど細かい部分で気になるくらい。

SHIFT UPの最初の家庭用ゲームタイトルとしては、大成功なのではないでしょうか。

アプデでフォトモードの追加、「ニーア・オートマタ」のコラボDLCも配信され、ますます楽しくなってきた「Stellar Blade」、おすすめです!

Stellar Blade

価格:7510円
(2024/12/11 20:37時点)
感想(8件)

プロフィール
アジ吉

ゲーム大好き現場作業員。
好きなジャンルはアクションRPG。
デジタル・アナログ問わず、ゲーム関連の記事を書いてます。

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