【PS4・PS5】ELDEN RINGをやり込んだ感想【レビュー】

家庭用ゲーム
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どうも、アジ吉です。

ソウルライクで有名なフロム・ソフトウェア初のオープンワールドアクションRPGとなる作品「ELDEN RING(エルデンリング)」。

私はこれまでフロムさんのソウルライクと呼ばれる作品を数多くやり込んできたフロムゲーマーなので、エルデンリングが発売された当時は本作に対する期待とワクワクは天元突破していた。

実際プレイしてみて、その期待は裏切られるどころか軽く上回っていった。オープンワールドになったことで以前からあった探索の楽しさはさらに奥深いものになりました。

ゲーム概要

メーカーフロム・ソフトウェア
発売日2022年2月25日
ジャンルオープンワールドアクションRPG
対応機種PS4,PS5,Xbox,PC

ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE EDITION 通常版【PS5】 ELJM-30443

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感想(3件)

ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE EDITION 通常版【PS4】 PLJM-17352

価格:7480円
(2024/12/11 20:23時点)
感想(0件)

良いところ

オープンワールドになって増した探索の楽しさ

オープンワールドになったことで過去作より広大で自由な探索を楽しめるようになった。

マップが大きく分けて5エリアくらいあって1エリアでも相当広いのですが、レガシーダンジョンと呼ばれる大きなダンジョンが各エリアに一つ存在し、更には地下空間まであるという…。こんなに贅沢しちゃっていいんですか!?と言いたくなるくらいとにかく広大です。

進むべき道を祝福(各地にあるチェックポイント的なもの。過去作の「篝火」)が示してくれるので目的地には迷わず進めます。もちろん目的地に向かわずマップを探索しまくっても良し、というより探索をある程度こなしてから目的地であるレガシーダンジョンに挑むことを想定された難易度になっているので、新たな武器の入手・強化を進めるためにも探索は進めた方が良い。

ロケーションも各地ごとの特徴があり、緑豊かな土地や世紀末染みた荒廃したエリア、火山や雪山など、この世界の美しい風景を楽しみながら土地を巡るのも乙なもの。

また、移動の際はトレントという名の馬みたいな生物の背に乗って駆けることができるので、広大なマップを移動するストレスが軽減される。

「戦技」を使った派手な戦闘

エルデンリングには通常攻撃・強攻撃・ジャンプ攻撃以外に、「戦技」という特殊な攻撃手段がある。

「戦技」はすべての武器に一つ存在し、「戦灰」と呼ばれるものを入手すれば、ユニーク武器を除いて「戦技」の付け替えが可能。

この「戦技」のおかげでただ殴るだけの戦闘ではなく強力で派手な必殺技のようなものを繰り出せるようになった。例えば、「嵐の刃」と呼ばれる戦技は前方に風の刃を放つことが出来るもので、飛び道具が無い戦士がもつ貴重な遠距離攻撃手段になったり、「グラビタス」と呼ばれる戦技は自身の周囲に重力を発生させ、鳥系のモンスターを地面に叩き落としたりと、種類が豊富であらゆる状況に対応できるのでどんな「戦技」をつけるか悩むのも楽しみの一つ。

また、ユニーク武器は「戦技」の付け替えが出来ない代わりにより強力でド派手な代物となっている。ボスを倒して手に入れた「追憶」から入手できる武器はボスが使ってくる技を一部使えてテンション上がりますね。

ビルドの幅が広い

ここでのビルドとは、キャラクターの能力を決定する構成要素のこと。

エルデンリングにおけるビルドは、自身のキャラクターのステータスの振り分けと装備で決まる。

ステータスの振り分けは以下から選択する。

  • 生命力(HPが上昇する。炎防御力、免疫耐性も上昇する。)
  • 精神力(FPが上昇する。正気耐性も上昇する。)
  • 持久力(スタミナ・装備重量が上昇する。頑健耐性も上昇する。)
  • 筋力(筋力補正のある武器攻撃力の上昇。物理防御力の上昇。)
  • 技量(技量補正のある武器攻撃力の上昇。魔術・祈祷の詠唱速度上昇。)
  • 知力(知力補正のある魔術の威力アップ。魔力防御力も上昇する。)
  • 信仰(信仰補正のある祈祷の威力アップ。祈祷の回復量アップ。)
  • 神秘(状態異常させやすくなる。発見力が上昇する。聖防御力・抗死耐性も上昇する。)

レベルが1上がるごとに一つステ振りできる。

これだけの項目があるのでどれを上げていくか非常に悩みどころ。基本的に自分が使いたい武器に合わせてステ振りを行っていくと良い。でっかい武器を振り回したいなら「筋力」を、手数で攻めるなら「技量」を、魔法使いになりたいなら「知力」を、回復祈祷でサポートしたいなら「信仰」を、毒や出血などの状態異常で敵を翻弄したいなら「神秘」を上げていく形になっていくとおもいます。

さらに、「筋力+信仰」や「技量+魔術」など組み合わせも様々かつ、ここに武器選びや自身のプレイスタイルも加わり、ビルド作りは非常に奥深いものになっています。

また、物語を進めていくとステータスの振り直しが可能になるので、ステ振りを間違えても大丈夫!(振り直しには特定のアイテムが必要

不満なところ

NPCのイベント進行が難しい

エルデンリングにはエリア各地にNPCが存在しており、それぞれにイベントが発生するのですが、このイベントを初見で最後まで完遂するのが難しかったです。

NPC達は基本イベントを進めるとどこかに移動することが多く、探すのが大変。その上、ストーリーの進行次第で勝手にイベントが進んでいることもザラにあり初見ですべてのNPCイベントを攻略するのは至難です。

また、これらのイベントに対してゲーム側から誘導があるわけではないので、自分から探しに行かねばストーリークリアしてるのに後で攻略情報を見て知らないNPCとか居てビックリした。

NPCイベントを確実にこなしたい人は攻略サイトとか見て進めた方がいいとおもいます。

敵の攻撃がディレイ多め

ディレイとは、遅延や遅れといった意味。

本作の敵・ボスは攻撃にディレイが非常に多くなっていて敵の動きをよく見て避ける必要がある。

それ自体は今までのフロム作品にもあったのですが、エルデンリングはそれがあまりに多い。多くのプレイヤーが最初に遭遇するだろうボス「忌み鬼マルギット」が特にわかりやすくディレイ攻撃を多用してくるし、ディレイ後の隙を消すような動きもあり、最初に戦うボスとしてはかなり難易度が高い。筆者も3時間くらい掛かりました。

ディレイ攻撃自体は避けるための時間が確保されていると考えれば、動きをよく見て躱すだけなのですが、ちょっと頻度があまりに多くてストレスを感じる部分はあります。

まとめ

フロム初のオープンワールドで、ソウルシリーズのシステムを引き継いだまま、探索・戦闘の自由度が上がり、一部理不尽な難易度におもえるシーンもありますが、個人的に非常に楽しめた本作「ELDEN RING」。

死にゲーと呼ばれるくらい難しいゲームながら、全世界で売上2500万本を超え、ゲーム・オブ・ザ・イヤーにも受賞し大ヒットとなった作品。

難しいながらも攻略するための手段は多く、レベルを上げ武器を強化し、敵の行動をよく見て観察すれば死にゲー初心者でもクリアすることは可能なので、難しそうだからと敬遠している方にもぜひプレイしてほしい作品です。

ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE EDITION 通常版【PS5】 ELJM-30443

価格:7667円
(2024/12/10 21:19時点)
感想(3件)

ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE EDITION 通常版【PS4】 PLJM-17352

価格:7480円
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