【Switch版】遊戯王マスターデュエルを遊んでみた感想【レビュー】

3.0
家庭用ゲーム
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どうも、アジ吉です。

「遊戯王マスターデュエル」は、有名なトレーディングカードゲーム「遊戯王オフィシャルカードゲーム」のルールそのままに遊べる基本プレイ無料のデジタルトレーディングカードゲームです。

私は「遊戯王マスターデュエル」をリリース当時から始めました。マスターデュエルは対応機種が豊富でクロスプレイにも対応しているので、どの機種から始めても大丈夫。

今回はSwitchで実際に遊んだ「遊戯王マスターデュエル」がどうだったのか、良かった点と不満な点を書き出していくので、よかったら参考にしていってください。

ゲーム概要

メーカーコナミデジタルエンタテインメント
発売日2022年1月19日
ジャンルデジタルトレーディングカードゲーム
対応機種iOS,Android,PS4,PS5,Xbox,Switch,PC

「遊戯王マスターデュエル」は「遊戯王OCG(オフィシャルカードゲーム)」を基にしており、OCGのルールそのままに遊べる。

ゲーム内容は以下の通り、

  • 「対戦モード」・・・ランクマッチ、フリーマッチ、チーム戦、デュエルルームの4種類と期間限定  でイベントデュエルがある。
  • 「デッキ」・・・ショップやソロモードで手に入れたカードを40〜60枚のデッキに編集する。また、公開デッキ検索から他の人のデッキを参考にすることもできる。
  • 「ソロモード」・・・一人プレイ専用。チュートリアルで基本操作を学んだり、カードに秘められた物語を体験することができる。
  • 「ショップ」・・・ジェム(課金アイテム)やチケットを使ってパックを購入し、カードを集める。また、アイコンや壁紙などのアイテムの購入も可能。

クロスプレイに対応しているほか、複数のプラットフォーム間でカードを共有するクロスプログレッションにも対応している。

本作におけるリミットレギュレーションは、OCGのものとは若干の差異があり、マスターデュエル独自のレギュレーションで遊べる。

遊戯王OCGについて

マスターデュエルを始めればチュートリアルでOCGのルールはだいたい憶えられるとは思いますが、非常にルールが複雑なカードゲームではあるので簡単にではありますが説明していこうとおもいます。内容は初心者向けで出来るだけわかりやすく解説していきます。

基本として、遊戯王OCGでは40枚以上のデッキを使って対戦相手とデュエルします。各プレイヤーはモンスターカード・魔法カード・罠カードといった様々なカード使い、戦略を立てながら、相手のライフポイントを0にすることを目指します。

カードの種類は大きく分けて3種類。

  • モンスターカード・・・デュエルで最も重要なカード。相手のモンスターを戦闘で破壊したり、相手のライフポイントにダメージを与える役割を持つ。
  • 魔法カード・・・モンスターをサポートしたり、戦況をコントロールするために使用する。発動タイミングや効果は種類によって様々。
  • 罠カード・・・相手の行動に合わせて使用し、相手の計画を妨害する役割を持つ。自分のターンでセットし、次の相手のターンから発動できる。

勝利条件は大きく分けて3種類に分けられる。

  • ライフポイントを0にする
  • デッキ切れ(デッキアウト)
  • 特殊な勝利条件

ターンの流れは以下の6フェイズ。

  • ドローフェイズ・・・ターンプレイヤーがデッキから1枚カードを引く。
  • スタンバイフェイズ・・・ドローフェイズ後、速攻魔法などを発動できる。スタンバイフェイズでのみで使用できるカードも一部存在する。
  • メインフェイズ1・・・モンスターの通常召喚や魔法カードなどの発動、カードのセットを行う。
  • バトルフェイズ・・・モンスターの戦闘を行い、相手モンスターの破壊・直接ライフポイントにダメージを与えることができる。
  • メインフェイズ2・・・メインフェイズ1と同様のことができる。
  • エンドフェイズ・・・ターンの終了を宣言する。スタンバイフェイズと同様のことができる。

以上の基本ルールを把握すればデュエル自体の進行は可能になります。

良かった点

無課金でもカードが集めやすい

本作は基本プレイ無料のゲームですが、カードをより集めるなら課金したほうが効率が良いのですが、無課金でも環境で戦えるようなデッキが1〜2個は作れます。

無課金でもデイリーやソロモードをクリアしたりすれば十分な量のジェムが手に入る。

手に入れたジェムを使って、使いたいテーマのシークレットパックに集中して引けば簡単にデッキの必要枚数のカードが集まります。

また、カードの生成と分解が可能なので、不要になったカードを分解してポイントに変換し、欲しいカードをポイントを使って生成します。このおかげでパックから出ないカードも集めることが出来るので、デッキの作成難度が低く、理想のデッキが作りやすいです。

デュエルの処理を任せられる

遊戯王OCGではカードの発動処理などをプレイヤー自身で行う必要がありますが、マスターデュエルではゲーム側から逐一「このカードの効果を発動しますか?」などのガイダンスが表示されるので、初心者が自分で処理する必要がない。

これのおかげで遊戯王のルールを憶えていなくても、正しいルールでフェアな勝負が出来る。

後はカードの効果を覚えるだけですが、カードの種類が1万を超えているのですべてのカードを知っている人は居ないので、お互いがカードの内容を時間を掛けて確認するなど日常茶飯事なので気にする必要はないとおもいます。

タッチ操作ができる

Switchのタッチ操作を使い、画面に直接触れてデッキ編集やデュエルができる。

タッチ操作を使うことでスマホ感覚で遊ぶことが出来ます。ただ、指で直接触ると画面が指紋で汚れるのでタッチペンを使うことを推奨します。

iOS,Androidで遊ぶと1試合が長く、充電残量やスマホの発熱が気になってしまうので、Switchならそれらを気にする必要がなくなるのでスマホよりおすすめです。

不満点

他機種より動作が重め

Switch版で唯一で一番の問題点が、動作が重いこと。

私はSwitch以外に、PS5でプレイしていることが多いのですが、両者を比べたとき、Switchのほうがラグの多さ・ロード時間の長さ・フリーズなどが顕著でした。

ラグに関しては、オンラインで対戦するゲームのため、自分と対戦相手の通信環境によってラグの頻度は変わってきます。改善するには自身の回線環境を強化するしかない。

対戦相手とのマッチングにおけるロード時間は、長いときには10秒以上掛かるときもありました。今ではだいぶ改善されたのかマシにはなってきてますが、それでも時間は掛かる方なのでストレスを感じるデメリットではあります。

動作が重いことで特に一番ストレスなのは、デュエルではなくデッキ編集画面です。

1万を超える大量のカードプールの中から、目当てのカードを検索して探すだけでも動作が重くてキツイ。デッキ編集はデュエルしている時間よりも長く触れることになるので、ここのストレスを我慢できないとSwitch版は厳しい。

もちろんご家庭の通信環境などによって個人差はあると思いますが、PS5やPCと比べた場合、Switchは性能で劣っているので仕方ない部分ではあるのかなと。古めのスマホなんかと比べた場合はSwitchのほうが発熱等の心配もなく安定した性能をしているので、お持ちの機種で性能の良いほうで遊ぶのがいいとおもいます。

まとめ

遊戯王OCG本来の楽しさも環境テーマに蹂躙される悲しさも、様々な機種から気軽に遊べる「遊戯王マスターデュエル」。

無課金・未経験でもデッキが作りやすく、親切でわかりやすいチュートリアルもあるので始めやすいゲームだとおもいます。

Switch版については、PS5・PC以下、スマホ以上といった性能なので、それを踏まえた上で自分が遊びやすい機種で遊ぶのが一番いいとおもいます。どの機種でもきちんとゲーム自体は遊べますので、その点は安心してください。Switch版ははっきりとおすすめです!とは言えない性能をしてますが、携帯モードで遊べたり、テレビ画面で腰を据えてじっくりプレイ出来たりとSwitchならではの良さもあるのでそれも加味して遊ぶ機種を選んで頂けたらとおもいます。

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