どうも、アジ吉です。
今回、発表から8年の時を経て発売されたCygames開発のゲーム「グランブルーファンタジー リリンク」をクリアまでプレイしました。
当時、本家「グラブル」を遊んでいた身としては2016年の発表から長らく待っていた本作をやっとプレイできて感無量でした。
グラブルファンならみんな知っているキャラクター達を、自分で操作できるアクションRPGに進化した本作を遊んだ感想を語っていこうとおもいます。
ゲーム概要
| メーカー | Cygames |
| 発売日 | 2024年2月1日 |
| ジャンル | アクションRPG |
| 対応機種 | PS5,PS4,PC |
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プレイ感想
「グラブル」おなじみのキャラクター達
本作「グランブルーファンタジー リリンク」では、本家「グラブル」にて登場するキャラクター達をプレイヤー自身で操作するアクションRPGです。
操作できるキャラクターは、DLC含めて総勢21名。
近接戦闘はもちろん、魔法を使うキャラや銃を使う遠距離攻撃キャラも居てバリエーションを楽しめる。
キャラクターそれぞれに異なる属性・戦法が用意されており、スキルツリー・武器強化・ジーン厳選・限界突破など、充実したやりこみ要素で好きなキャラを育成できる。
原作のイラストを忠実に再現したCGグラフィックが印象的で、スマホで見たまんまのビジュアルで3次元にスタイリッシュに戦ってくれて感動した。
キャラゲーではあり得ない歯ごたえあるアクション
グラブルリリンクは王道のファンタジーアクションで、拠点でミッションを受注して戦闘に出掛け、報酬を手に入れキャラクターを強化する「モンハン」みたいなゲーム設計。
メインストーリーをクリアした後のエンドコンテンツが充実している。
ストーリー中、様々な種類のボス戦が待ち構えているのだが、非常に良くできたギミック・モーションで工夫されており、ジャストガード・ジャスト回避で強化されるため、アクションそのものが楽しい。
敵の大技に対しては床が赤く光ったりするので、ジャスト回避を狙うのも難しくない。
キャラクターごとの仕様を理解出来ていると、リキャスト付きのアビリティとお手軽なコンボで、簡単に火力を出せる。
リンクタイムに突入すれば敵を一方的に攻撃出来たり、奥義を繋げてチェインバーストを発動したり、プレイヤーが有利になるシステムが多いのも良かった。
また、本作はキャラの育成をしっかりおこない、装備も生存重視のものにしたり、難易度をイージーに変更したりすれば、アクションゲームが苦手でも戦闘を十分に楽しめる。
なんなら、敵に近づくだけでオートで攻撃・回避をしてくれる「フルアシストモード」が使用出来たりとユーザーに寄り添ったシステムがたくさん。
「フルアシストモード」を使用するのに特にデメリットなどはありませんが、後の高難易度エンドコンテンツでは使用出来ないため、その点には注意が必要です。
本作はマルチプレイにも対応しており、高難易度クエストをマルチ4人で効率的にクリアしていくことも可能。
奥深い育成要素
本作は、ストーリークリア後のやりこみ要素が豊富にあります。
その中でも、キャラクターの育成に関しては終りが見えない程でした。
- キャラクターのレベルを100にする
- マスタリーポイント（MSP）を集める
- 武器の作成・強化・上限解放に必要な素材集め
- ジーン収集
キャラクターのレベル上限は100まで。エンドコンテンツに挑むならできるだけMAXにしたいが、キャラ数が多くて全員をレベル最大にするのは骨の折れる作業になる。
最低限、パーティー4人分の戦力は用意したい。
マスタリーポイント（MSP）は、キャラのスキルツリーを解放するのに必要なポイント。
MSPはキャラクターのレベルアップ時やクエストクリア報酬などで手に入れられて、遊んでいれば自然と貯まっているものなのですが、これもキャラ数が多い関係で大量に要求される。
キャラのレベル上げのついでに貯めたり、MSP稼ぎのサイドクエストを受注したりして手に入れると良い。
本家グラブル同様、武器の作成・強化・上限解放が行えるが、そのための素材集めのためにいろいろクエストを巡ることになります。
素材はクエスト報酬以外に、よろず家シェロでトレジャー交換でも入手可能。
そして、キャラクター強化のキモであり、やりこみの大部分を占める「ジーン」の厳選がプレイヤーを待っている。
「ジーン」とは、キャラクターに装備でき、攻撃力アップや体力アップなどの様々なスキルを持つ。
プレイヤーのバトルスタイルや、相性の良いジーンの組み合わせを考えながら、ジーンのビルドを考えるのが本作の醍醐味。
ジーンにはグレードがあり、同じ効果のジーンでもグレードが高いほど効果も大きい。
ジーンはクエスト報酬のほか、よろず家シェロの「ジーン錬成」でも手に入れられる。お目当てのジーンが出るまでジーン厳選は終わらない…。
以上の育成要素を高難易度コンテンツに向けてじっくり腰を据えて長〜くやり込めるので、こういう厳選作業が好きな方には刺さるゲームかとおもいます。
ストーリーが味気なかった
本作、アクションはとても素晴らしい出来なのですが、ストーリーがイマイチだったなと個人的には思った。
特に印象に残らない無難なシナリオで、キャラの掘り下げもほとんどない、15時間くらいでクリア出来るほど短いストーリーだったのも問題だと思う。
味方キャラに関しては、フェイトストーリーがあるけれど、それも紙芝居みたいな味気ないものとなっていて、掘り下げはあっても魅力は感じづらかった。
ストーリーはあくまでオマケと考えて、アクション要素目当てで買うべきゲームだとおもいます。
エフェクトが派手すぎる
スタイリッシュなアクションとお手軽コンボで戦うゲームではあるが、敵の攻撃をしっかりガード・回避する必要もあるのですが…。
キャラの攻撃のエフェクトが派手すぎて画面が見づらくなってしまう。
難易度が高くなるほど、回避の重要性が上がってくるので、エフェクトが邪魔に感じることがしばしばある。
エフェクトが派手なのは見ている分には楽しいのですが、本作は結構しっかりとしたアクションゲームなので、画面が見づらくなってしまうのはちょっと残念な部分だなとはおもいました。
まとめ
ストーリーはともかく、アクション面に関しては歯ごたえのある戦闘が楽しめ、かつ育成要素多め・ジーン厳選などのやりこみ要素をもつ「モンハン」に近い作品だとおもいました。
「フルアシストモード」などアクション初心者でも楽しめる仕組みも用意されていて、誰でも気軽に遊べます。
アクション面は本当に文句のつけようのない出来になっていて、それ目当てで購入しても損しないゲームかとおもいます。
もちろん、本家グラブルのファンならぜひプレイしてほしい作品です!
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