どうも、アジ吉です。
テイルズシリーズの25周年記念に発売された本作「テイルズオブアライズ」。他シリーズ作品とは舞台や設定を共有していないのでシリーズ未経験でも始めやすいのが特徴。
私は学生時代にテイルズシリーズを2作品遊んだ程度なのですが、久し振りの新作ということでつい勢いで買ってしまいました。
ゲームのネタバレはしませんが、内容が王道のJRPGという懐かしい感じで昔のゲームを思い出しながら楽しめました。買って後悔しない良作なのは間違いないとおもいます。
ゲーム概要
メーカー | バンダイナムコエンターテインメント |
発売日 | 2021年9月9日 |
ジャンル | RPG |
対応機種 | PS4,PS5,Xbox,PC |
価格:6160円 |
価格:6350円 |
良いところ
王道で熱いストーリー
本作の物語は簡潔に言うと、魔法と科学が発展した中世のような世界を舞台に繰り広げられる反乱劇がテーマとなります。
物語のはじめとして、自然あふれる惑星ダナが魔法と科学が発展した惑星レナから侵略行為を受け一方的な隷属関係となったことが説明されます。主人公はダナ人の奴隷で、ヒロインであるレナ人の女性との出会い、共にダナを解放をするため途中で仲間を加えながら目指して戦うというのが大まかな内容。
奴隷の身分から現状の打破を目指して抗う様はよくあるRPGの展開ながら熱くなれますし、テイルズ作品ではよくあるボーイ・ミーツ・ガールの要素も見どころの一つです。
登場するプレイアブルキャラクター達はそれぞれ違う過去・境遇を持ち、最初は折り合いのつかなかったキャラクター達も旅を続けて行くうちに互いを信頼し合っていき、目的のためにみんなで向かっていく過程は見ていてなんだか清々しいというか誇らしい気持ちになりました。
キャラクター全員が大人な対応をして割り切ったり支え合ったりくれるので、見ていて嫌悪感を感じなく、概ね安心して見ていられるのもクリアまで続けられるポイント。
全体的に古き良きJRPGといった感じで、話の展開からご都合主義的な要素もあったりしますが、昔のJRPGといえばこれ!といった懐かしさを憶えながらプレイしてきました。
進化したグラフィック
過去作と比べてグラフィック面が大きく進化しており、キャラクターもアニメ調のなかにややリアル寄りにしたことで作品全体が大人な雰囲気に仕上がっています。
本作はオープンワールドではありませんが、各フィールドや各国の街のビジュアルはそれぞれの国の特色が色濃く出ており、新しいフィールドに足を踏み入れるたびにワクワクする作りになっており、冒険の満足感をより高めてくれます。
また、物語が進んでいくに連れキャラクターの服装にも変化が表れ、世界観を崩さないようにグラフィックデザインが作り込まれています。ちなみにDLCとして各プレイアブルキャラクターの衣装が販売されていて、そちらも作り込まれているデザインなので興味のある方は買ってもいいでしょう。
ド派手で爽快感のある戦闘システム
テイルズオブアライズは、リアルタイムで行われるアクションバトルが売りです。
攻撃は通常攻撃の他に術技と呼ばれるボタンに割り当ててワンボタンで発動するスキル、これらを組み合わせながら戦うことになる。
他にも「ブーストアタック」「ブーストストライク」「秘奥義」などは派手な演出付きでしかも演出時間もそんなに長くないので戦闘のテンポが保たれているところがポイント高いです。これらがワンボタンで簡単に発動するので派手な戦闘がいつでも楽しめます。
また、戦闘自体もスピーディーで爽快感があるのですが、戦闘終了時のリザルト画面がない点もスピーディーな要素の一つだとおもいました。
フィールドで敵のHPをゼロにすると画面が暗転し、フィールド画面に戻され、リザルト画面が小さく表示されます。地味な点ですが快適さは非常に上がっていて良かったです。
不満なところ
グミの値段が高い
テイルズ作品の回復アイテムといえば「オレンジグミ」や「アップルグミ」などのグミですが、これらのお店での価格が少し高めに設定されている。
装備を整えたり、回復アイテムを買い込んだりして戦いに挑むわけですが、結構敵が強くてグミを多用してしまい、またグミを買おうにもお金が足りないという場面が多かったです。
この金欠を解決するためにサブクエストをクリアしてお金を稼いでなんとか先に進む、というスタイルが確立してしまいました。まあサブクエストを進められるので、そういう意味ではある意味絶妙な難易度設定だとおもいました。
後半、中ボスが多い
ストーリーが進み後半に近づくにつれ、敵が固くなるのはもちろん中ボスクラスの敵が多くなってきます。
先ほどこのゲームは金欠により装備を万全に整えられない状況が発生しがちで、道中も長く、そこに当然のように中ボスが道を塞いでいるので、物語が後半になるほど戦闘がきつくなってきます。
この問題を解消するには、サブクエストをこなしてお金を稼ぐことと、自分のパーティーメンバーの体力とアイテムの状況を確認してスルーできそうな敵は無視して進むことを考えなければなりません。
まとめ
良くも悪くも王道なJRPGで、昔のRPGの雰囲気が味わえて、爽快感とド派手なアクションが面白いテイルズ作品経験者・未経験者問わず楽しめる良作だとおもいます。
テイルズシリーズではおなじみのスキットによるキャラクター達のコメディ的な掛け合いは健在。ストーリーも無難で熱くなれるし、クリアまで苦も無く続けられるクオリティーになっている。
テイルズシリーズはじめての人でも過去作との繋がりがないので始めやすいおすすめの作品です。
価格:6160円 |
価格:6350円 |
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