【PS4】Bloodborneをクリアした感想【レビュー】

4.5
家庭用ゲーム
記事内に広告が含まれています。

どうも、アジ吉です。

ソウルシリーズでおなじみのフロム・ソフトウェアとSIE JAPANが開発した「Bloodborne(ブラッドボーン)」をご紹介します。

PS4のみで販売されている本作、世界観も独特で難易度も高く、人を選ぶゲームではありますが、コアなファンが多い印象があり、個人的にも好きなゲームなので魅力をお伝えできたらいいなとおもいます。

ゲーム概要

メーカーソニー・インタラクティブエンタテインメント
発売日2015年3月26日
ジャンルアクションRPG
対応機種PS4

Bloodborne PlayStation Hits

価格:2092円
(2024/12/11 20:15時点)
感想(4件)

【中古】[PS4] Bloodborne The Old Hunters Edition(ブラッドボーン ジ オールド ハンターズ エディション) 初回限定版(20151203)

価格:9400円
(2024/12/11 20:16時点)
感想(0件)

良いところ

ホラーテイストな世界観

フロム・ソフトウェアのゲームはだいたい暗くておどろおどろしい世界観が魅力なのですが、ブラッドボーンはその中でも特に陰鬱な世界観とストーリーとなっている。

本作は19世紀ヴィクトリア時代をモチーフに、ゴシック様式の街並みを舞台となっている。美しいながらも退廃的な雰囲気が漂う街を、獣の病に侵された人々が闊歩し、プレイヤーへ襲いかかってくる。

敵の見た目も恐ろしい獣の姿から気持ち悪いナメクジみたいな奴まで様々。グロテスクな描写や恐怖を煽るような演出もあり、下手なホラーゲームより怖かったです。しかし、続けてプレイしていくとだんだんこの世界観にのめり込んでいき、怖いのもクセになってきます。

かなり世界観が独特で怖かったり気持ち悪かったりするので、人を選ぶ部分ではありますが、刺さる人には刺さる世界観だとおもいます。

スピーディーかつ高難易度なアクション

本作はフロム・ソフトウェアが開発したゲームなのでソウルシリーズと似たような操作感で遊べます。

ただもちろんソウルシリーズとは違う点もあります。

  • 盾受け(ガード)がない
  • 回避方法がローリングとステップの2種類
  • 装備重量がない
  • 回復アイテムと銃弾が消耗品

厳密には盾はあるのですが、ほとんど役に立たない代物で使えません。このゲームは基本、右手に「仕掛け武器」左手に「銃火器」を装備します。銃でパリィを行うことで盾の代わりになります。盾がなくガードが出来ず、パリィか回避しか攻撃を凌ぐ術がないのでかなり難しいです。

回避は敵をロックオンしている時は無敵時間の長い「ステップ回避」となり、ロックオンしていない時は移動距離の長い「ローリング回避」になります。

また、本作は装備重量の概念が存在しないので、どんな見た目の装備をしても回避性能に影響はありません。自分の好きな格好で遊べます。

欠点として、回復アイテムと銃弾が消耗品である点が問題となります。それぞれ20個ずつ持っていくことが出来ますが、使い切ってしまうとなくなったままとなり、補充するには店で買うか敵からのドロップを狙うかしなければなりません。序盤のうちは慣れない戦闘でアイテムが枯渇しがちで、血の遺志(お金や経験値になるもの)も温存したいので敵のドロップのためにマラソンすることになるケースが多いのは難点となりますね。

「仕掛け武器」のロマン

戦闘が楽しい最大の特徴は「仕掛け武器」と呼ばれる変形する武器でしょう。

仕掛け武器は全部で26種(内DLC武器が11種類)存在します。フロムゲーのなかではかなり控えめな数ですが、その分一つ一つの武器の魅力が際立っている印象。

仕掛け武器の中には、剣からハンマーになるものや槍が散弾銃になるもの、刀に血を纏わせる厨二病的なものからでっかい車輪など、どれもこれも魅力的で自分のお気に入りの武器が必ず見つかることでしょう。

本作のスピーディーな戦闘中にかっこよく仕掛け武器を変形させながら戦えるとめちゃくちゃ気持ちよくて自分がうまくなったように感じます(笑)。L1ボタンで簡単に変形出来るので、移動中にガシャガシャするのも楽しい!

不満なところ

流血描写多め

ブラッドボーンはタイトルに「血」が含まれているだけあり、流血描写がかなり多いです。

普通に敵を攻撃するだけであたり一面血だらけの惨状になり、主人公も返り血まみれになります。内蔵攻撃とかいう恐ろしい技もあり、とことん血の表現にこだわっています。

血が苦手な人にはとてもおすすめ出来ないゲームです。

フロムゲーで1,2を争う難しさ

個人的に本作はフロム・ソフトウェアのゲームの中で一番難しいとおもいます。

まずガードが出来ないことがネックで、初見の敵に取り敢えずガードで様子見するという択が選べないので、慣れないうちは被弾が増えてしかも回復アイテムは消耗品で減っていく現状に絶望する。

敵の強さもなかなかで、スピーディーな戦闘が売り故に動きが速く、火力も高い。なかには即死クラスの攻撃をしてくる強敵もいて道中がキツイ。

高難易度が売りのゲームではあるが、最初に遊ぶ死にゲーではないのかなとおもっています。

まとめ

ゴシックホラーテイストな高難易度アクションRPGとしてコアなファンに人気の「Bloodborne」、人を選ぶ要素は確かにあるものの完成度が非常に高いフロムゲーで、個人的にもお気に入りの作品です。

戦闘はヒリヒリする緊張感を味わえ、恐怖を煽るような見た目の敵に慄き、退廃的ながらも美しい世界観にのめり込み、そして周回を重ねる。完全にブラボの沼にハマっています。

ホラー×アクションRPGの作品は珍しいので興味を持つ人は多いとおもいます。正直、もう古いゲームなので値段も安くなっていていますし、プレイステーションのゲームカタログにも含まれているので誰でも遊びやすくなっているとおもいます。

まだ「Bloodborne」をプレイしたことのない方はぜひ遊んでみてほしいですね。

Bloodborne PlayStation Hits

価格:2092円
(2024/12/11 20:15時点)
感想(4件)

【中古】[PS4] Bloodborne The Old Hunters Edition(ブラッドボーン ジ オールド ハンターズ エディション) 初回限定版(20151203)

価格:9400円
(2024/12/11 20:16時点)
感想(0件)

コメント